(1)イオンモール高崎(棟高町)
(2)イオンモール高崎付近の農道(引間町)
(3)イオンモール高崎から東約500メートルにある自動販売機(引間町)
(4)牛伏山展望台(吉井町)
(5)エフエム群馬牛伏山送信所(吉井町)
 

 「サイダーのように言葉が湧(わ)き上がる」は、昨年夏に全国公開されたアニメ映画。俳句は得意だがコミュニケーションが苦手な少年、チェリーと、矯正中の前歯を隠すためのマスクが欠かせない少女、スマイルが主人公。コンプレックスを抱える2人が出会い、あるレコードを求めて奮闘する青春物語だ。

>>シリーズ「ぐんまの聖地巡礼」の他の記事はこちらから

 イオンモール高崎や牛伏山など、高崎市内が主要な舞台となっている。映画の公開に合わせ、同市では複数の商業施設による合同イベントやアニメの静止画の展示などが行われ、話題を集めた。

 作品を手掛けたのは、アニメーション監督のイシグロキョウヘイ。自身が出演するユーチューブチャンネル「サイコトちゃんねる」で、モデルとなった市内の場所を実際に歩いて紹介し、製作秘話も語っている。

 アニメは、キャラクターに命を吹き込む声優の声も大きな魅力の一つ。チェリー役は歌舞伎俳優の市川染五郎、スマイル役は俳優の杉咲花が担当した。作品は1月26日に発売されたDVD、ブルーレイなどで楽しめる。

(1)イオンモール高崎(棟高町)

  チェリーとスマイルがひょんなことから出会う場所で、物語の中心の舞台となる。2人のアルバイト先もモール内にある。

(2)イオンモール高崎付近の農道(引間町)

 2人が歩いて言葉を交わすシーンが印象的に描かれる。作中では青々とした田んぼや大きな入道雲など、夏らしい風景が広がる。

(3)イオンモール高崎から東約500メートルにある自動販売機(引間町)

 スマイルが自動販売機の前に立ち、手にしたスマートフォンを見つめる。2人が距離を縮める過程で、SNSも欠かせないアイテムとなっている。

(4)牛伏山展望台(吉井町)

 牛伏山自然公園内にある展望台。物語の鍵となるレコードの秘密を探ろうと2人が訪れる。モデルとなった牛伏山は、作中で「馬伏山」として紹介されている。

(5)エフエム群馬牛伏山送信所(吉井町)

 高いアンテナが目を引くエフエム群馬(前橋市)の送信所。2人が送信所の前を通るシーンが描かれる。

取材後記 季節ごとに訪れたい

 物語が展開された夏とは印象が違ったが、桜が咲く牛伏山や稲穂の揺れる農道など季節ごとの景色も見てみたくなった。聖地はこうして何度も訪れたくなるのだろうと実感した。