資金調達へゲームをPRする(左から)前田教授、長谷川さん、瀬間さん

 高崎商科大の学生有志らが、国連の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶカードゲームの発売に向け、クラウドファンディング(CF)を始めた。SDGsの考え方を自然に体験できることが特徴で「多くの人にSDGsを知ってほしい」と資金を募っている。

 ゲームは「SDGsスーパーシティゲーム」。「建物」カード、SDGsの目標が書かれた「アップデート」カードなどを組み合わせて建物を建設し、「都市」カードに記された目標達成を目指す。組み合わせの仕方でできる建物や都市が変わり、直感的にSDGsを学べることが特徴。同大と早稲田大、コンサル会社のインスプレース(東京都)が昨年8月に制作した。

 発売へ向けて、内容の改訂に取り組んでいるのは高商大で起業を学ぶ学生有志「起業塾」の6人。前田拓生教授(58)の指導を受け、遊んで気付いた点を踏まえたルールの変更や、ルール解説の動画、発売後のPR動画の制作などを進める。

 同大2年の長谷川恭佑さん(20)は「SDGsに触れられて良い経験になった。販売やPRの仕方も今後に生かせそう」と話す。1年の瀬間泰斗さん(19)は「会話しながら進められるようルール改訂を提案した」と振り返る。

 前田教授は「まちづくりでSDGsをどう取り入れるか、具体策を理解できる。教員や行政、NPO関係などに広めていきたい」という。集めた資金は改訂などに使うほか、一部は今後つくるジェンダーを学ぶゲームの試作に生かしたい考え。

 目標額は30万円。寄付は28日までに、CFサイト「レディーフォー」(https://readyfor.jp/projects/TUC-SDGsSCG)で。