第100号を迎えた「群馬地名だより」を手にする井野さん

 群馬県内外の地名の由来や意味などを研究する「群馬地名研究会」(沢口宏会長)の会報「群馬地名だより」が、最新号で第100号を迎えた。関係者は「不安もあったが、無事に100号を迎えられて良かった」と節目を迎えたことを喜んでいる。

 同研究会は1989年に発足。講演会を開いたり、現地を訪れて地形を見ながら地名を学んだり、会員同士で意見交換したりするなど年6回の活動を続けている。

 会報は会員に活動の様子を伝えるとともに、研究成果の発表の場をつくろうと、同年に第1号を発行。多いときは年4回発行し、各会員が調べた地名の歴史や変遷、疑問点などを掲載してきた。会員数の減少に伴い、現在は年2回のペースで発行している。

 昨年12月発行の第100号では、会員が入会して感じたことや活動の思い出などを掲載した。発行した会報は会員のほか、前橋市立図書館や県立図書館などにも配布した。

 今後の活動について、第1号から編集を担当している同研究会事務局長の井野修二さん(69)は「新型コロナウイルス感染症が収まったら、感染防止のため2020年から中止している現地での勉強会を再開したい」と話した。