上越新幹線の上毛高原駅(みなかみ町月夜野)を核としたまちづくりに向け、商工・観光関係者らでつくるまちづくり構想策定委員会は、2024年春の駅名変更を目指すことなどを盛り込んだ構想をまとめた。8日に鬼頭春二町長に提出した。策定委の動きと並行し、町は新年度、専門の担当部署を設けて構想の具現化に着手する方針で、JRなど関係機関への働き掛けを強化する。

 構想には「駅名確定」「駅周辺まちづくり」の二つのプロジェクトを明記。駅名は「みなかみ」を入れた名称とすることを前提に、同駅開業40周年となる今秋までに変更案を固める。北陸新幹線の延伸で大幅なダイヤ改正が想定される24年春の変更を目指す。

 まちづくりでは、移住者向けの住宅地開発、バスターミナルの整備、テレワークやワーケーション施設の整備、商業施設の誘致などを検討する。町と「産官学金」連携している企業などと協力する。

 8日は、策定委の委員長を務める町商工会の入内島一崇会長が町役場を訪問し、鬼頭町長に構想を手渡した。鬼頭町長は「町にとって重要な課題。駅をまちづくりに有効に活用するよう考えたい」と述べた。入内島会長は「アフターコロナに向けて早く実施してもらいたい」と期待を込めた。

 同駅を巡っては、名称から所在地が分からず、観光誘客に不利だとして、地元から改名を求める声が上がっている。