群馬県前橋市の広瀬川河畔の緑地に設置されるれんが50個が、甘楽町の甘楽ふるさと館にある達磨(だるま)窯で焼かれ、9日に窯から取り出された。

 れんがは昨年末、まちづくりに取り組む前橋デザインコミッション(MDC)主催のイベントで市民らが手作りしたもの。原料に町内の土などを使っている。MDCが町内の瓦職人でつくる甘楽福島瓦協同組合に焼成を頼んだ。

 1月27日の朝に火入れをした窯の温度は、最高で千度近くに。一昼夜かけて焼き上げた後、熱を冷ましてから取り出した。

 れんが作りのイベントに参加し、家族3人で達磨窯を訪れた木村敬義さん(35)=同市=は「街中に自作のれんがが組み込まれるのは楽しみ」と話した=写真

 MDCの本橋豊さんは「前橋市にれんが文化を浸透させたい」とし、同組合代表理事の横山真一さんは「窯を使う機会を頂けてありがたい」と感謝した。