本県に国内唯一の完成車工場があるSUBARU(スバル、東京都渋谷区)は15日、群馬製作所の操業を18日と21日の2日間、停止すると発表した。世界的な半導体不足によって、部品供給に支障が出る見込みになったため。

 同製作所には、完成車を組み立てる本工場(太田市スバル町)と矢島工場(同市庄屋町)、エンジンや変速機を製造する大泉工場(大泉町いずみ)があり、3工場を停止する。

 生産台数への影響は明らかにしていないが、2021年度の生産計画には織り込み済みだという。

デジタル化推進で子会社を吸収合併

 SUBARUは15日、同社の生産や販売面のシステム構築を担う完全子会社のスバルITクリエーションズ(さいたま市)を吸収合併すると発表した。合併は2024年4月1日を予定する。

 両社が15日、合併について基本合意した。 スバルITクリエーションズは、スバルの情報システム部門を独立させて1993年に設立。スバルから企画提案を受けて同社の生産管理や人事労務にまつわるシステムを開発するほか、販売店の販売管理や見積もりに関するシステムの運用を担ってきた。

 今回の合併で、両社間で生じていた契約や予算管理といった業務の重複を解消する。経営資源の一本化や意思決定の迅速化により、業務効率化や顧客サービスの向上に向けたデジタル化を推進する。

 スバルは「将来に向けた変革と成長に資するIT体制の強化を図るとともに、お客さまへの提供価値を高めていく」としている。