雪が降る中を出勤する人たち=18日午前7時40分ごろ、JR前橋駅前
雪が降る中を出勤する人たち=18日午前7時55分ごろ、JR前橋駅前

 日本海側を進む低気圧の影響で、群馬県内は18日、広い範囲で雪となり、前橋で6センチの積雪を観測した。雪は朝の通勤通学の時間帯に強まり、スリップ事故が多発。鉄道のダイヤも乱れ、影響が広がった。

 前橋地方気象台によると、日本海側から近づいた雲が県南部にもかかり、前橋市中心部では午前6~9時ごろ、まとまった雪となった。同市で飲食店を営む佐藤冨美子さん(76)は店の前で雪かきに追われ、「あっという間に積もって驚いた」と話した。

 同日午後9時までの24時間降雪量は、湯原(みなかみ町)23センチ、藤原(同町)18センチ、草津30センチ、前橋6センチだった。

 県警によると、県内で同日午前7時~午後3時に発生したスリップ事故は229件に上り、41人がけがをした。いずれも軽傷だった。各消防本部によると、前橋市で80代男性が転倒して病院に搬送された。高崎市では80代女性が転倒し、足の骨を折った疑いがあるという。

 雪の影響でJR上越線は水上―六日町間の上下線で午前8時すぎまで運転を見合わせ、水上発着の上下2本が運休した。両毛線は車両の不具合で上り1本が運休し、乗客約560人に影響。不具合は雪が影響した可能性があるという。

 私鉄は上毛電鉄で上下2本が運休、14本が遅れ、乗客約500人に影響した。わたらせ渓谷鉄道も一部区間で運休や遅れが出た。

 県教委によると、公立小中学校は榛東村の1校が休校し、前橋、桐生、伊勢崎、渋川、みどり各市の計18校が登下校時間を変更した。県立の5校が登校を遅らせたり休校したりした。

 太平洋側を進む低気圧の影響で、県内は19日、夜から雨や雪となる見込み。予想最高気温は前橋8度、みなかみ4度。

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