宝台樹スキー場(群馬県みなかみ町藤原)などを運営していた武尊山観光開発(前橋市荒牧町)が前橋地裁から破産手続き開始決定を受けたことが25日、分かった。16日付。帝国データバンク群馬支店によると、負債額は約11億円。同スキー場などは、不動産業のオープンハウス(東京都)のグループ会社、みなかみ宝台樹リゾート(みなかみ町藤原)が事業譲渡を受け、運営を引き継いでいる。

 武尊山観光開発は2021年12月14日に事業を停止した。

 同支店などによると、同社は1979年に県やみなかみ町などが出資する第三セクターとして設立。自治体の指定管理も受託し、宝台樹スキー場や同キャンプ場(みなかみ町藤原)、オグナほたかスキー場(片品村花咲)、武尊牧場キャンプ場(同)などを運営してきた。スキーが流行した93年ごろには、宝台樹スキー場単体で売上高約18億円を計上した。

 その後はスキー、スノーボード人口の減少や、温暖化の影響を受けて業績が低迷。2020年9月期は売上高約5億1300万円に減少した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響などもあり、自力での経営立て直しを断念。宝台樹スキー場と同キャンプ場の事業をみなかみ宝台樹リゾートに譲渡した。オグナほたかスキー場と武尊牧場キャンプ場の指定管理は解除され、片品村振興公社が運営を引き継いでいる。

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