群馬県内の公立高の2022年度入学者後期選抜で、県教委は25日、全日制・フレックススクール計64校の志願状況を発表した。志願者数は前年度比197人減の6419人だった。募集人員(6453人)に対する志願倍率は0.05ポイント減の0.99倍で、前後期選抜が導入された00年度以降で最低を更新した。県教委によると、1倍を下回るのは、それ以前を含めても初めてとみられる。

 募集定員は中学卒業見込み者数などを基に毎年調整される。県教委は進路希望調査の結果などを踏まえ、私立高や広域通信制高を含む進路の多様化をはじめとする複数の要因が倍率の低下に影響したとみている。

 また、学科別では普通科が0.04ポイント増の1.04倍だったのに対し、農業科は0.12ポイント減の0.91倍、工業科は0.23ポイント減の0.97倍、商業科は0.21ポイント減の0.85倍と軒並み1倍を割った。高校教育課は「今回だけのことか、傾向をよく見極めたい」とした。

 学校別倍率が高いのは高崎経済大附属1.59倍、桐生清桜1.53倍、高崎北1.45倍など。最低は長野原と嬬恋の0.05倍。定員割れは31校だった。

 12校にある定時制課程(募集人員520人)の志願者は計125人で、倍率は0.05ポイント増の0.24倍だった。

 志願先変更の受け付けは3月2日。学力検査は8、9両日(定時制は8日のみ)、合格発表は16日。追試は24日、追試の合格発表は28日。

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