エアコンを指さす川島社長

 農業用機械製造のタイガーカワシマ(板倉町籾谷、川島昭光社長)は、広さが6千平方メートルほどある本社工場にエアコンを新設した。天井高が3メートル以上ある工場の空調を計29台で管理する。工場内は、夏は40度近く、冬は氷点下になることもある。川島社長は「中小企業でこの広さの現場にエアコンを完備するのは少ない」として、快適な職場環境を整えることで生産性向上や人材確保につなげたい考え。

 本社工場では、従業員50人が機械の塗装や組み立てなどの作業をする。従来は小型のクーラーや灯油ストーブを使っていた。

 同社では現場の無駄をなくす改善活動に力を入れており、毎年1千万円程度のコスト削減を実現しているという。川島社長は「エアコンの導入コストはかかるが、快適な職場環境で生産性が上がり業務の無駄をなくすことができれば、数年で投資分を回収できるはず」と意欲を見せる。