6日に適用期限を迎える新型コロナウイルス対応のまん延防止等重点措置を巡り、群馬県は2日、政府に期間延長を要請した。同日発表の新規陽性者数は789人と前週水曜(2月23日)の742人を上回り、2日時点の病床使用率は52.1%とともに高止まりしていることから、感染の抑関連記事え込みを優先した。

 期間延長後も対象地域は引き続き全県とし、政府の方針に変更がなければ、飲食店への営業時間短縮要請や、感染リスクが高い場所への外出と移動の自粛の呼び掛けを続ける方針だ。

 岸田文雄首相は自治体の意向を踏まえて3日に関係閣僚と協議し、方向性を固める。4日に専門家らに政府方針を諮問し、国会に報告後、政府対策本部で正式決定する。延長後の期限は約2週間後の21日を軸に検討している。

 延長要請の可否を検討した2日の県の対策本部会議などでは、延長を支持する意見と解除を求める意見の両方があったという。感染や医療の状況に加え、本県の新型コロナワクチンの3回目接種率(2月末時点)が65歳以上の高齢者で52.8%、全人口では23.8%にとどまっていることなども考慮して延長を決めた。

 県は、適用期間が延長されている間に、重症化リスクの高い高齢者への3回目接種を推進し、重症化や感染拡大リスクを低減したい考え。

 本県へのまん延防止等重点措置の適用は1月21日に始まり、当初2月13日が期限だったが、今月6日までに延長されている。

 対策本部会議後、山本一太知事は記者団に「県民の皆さんの命と健康を守るため、県民や事業者には申し訳ないが、もうしばらく我慢してもらいたい。延長が決まれば次回は解除できるよう、全力で努力したい」と述べた。