サーブ賞を初受賞した田中(右)らを中心に、総合力でレギュラーラウンド1位通過を決めた群馬銀行=2月5日の浜松戦から

 バレーボールのVリーグ女子2部(V2)の群馬銀行グリーンウイングスは3日、レギュラーラウンドの1位が確定した。上位4チームによるファイナルステージ進出が決まった。日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)は同日、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止した試合の取り扱いと最終順位の決定方法変更を発表。5試合が中止となった群銀は通算16勝1敗、勝率9割4分1厘で1位となった。個人賞では群銀の田中瑠奈が初のサーブ賞に輝いた。ファイナルステージは12、13日は岐阜市、27日は長野県上田市で開かれる。

 昨年10月に開幕したV2は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で当初予定したレギュラーラウンド90試合のうち32試合が中止となった。2試合は再試合を行ったが、残り30試合の実施が困難となり、同ラウンドの終了を決定した。未消化30試合のうち、25試合が中止・延期を申し出たチームの不戦敗となる「みなし開催」、残り5試合が不可抗力による「勝敗なし」となった。群銀は4試合が「みなし開催」で勝利、1試合が「勝敗なし」。

 群銀は開幕戦で仙台に3―0のストレート勝ちと好スタートを切ると、そこから無傷の9連勝。1月23日のルートイン戦で初黒星を喫するも、同29日の仙台戦を3ー0で勝利し、ここまで3連勝と勝ち星を重ねた。今季はエースの田中、クロアチア代表で新加入のカルラ・クラリッチらを中心にサイド攻撃から得点。ライトサイドだった寺坂茜をミドルブロッカーで起用するなど、戦いながらチームの総合力を高めた。

 変則的なシーズンとなったが、高橋悠監督は「難しい部分もある中、1位でレギュラーラウンドを終えられたことはうれしく思う」と振り返った。ファイナルに向けて「もう一つ、二つと成長したい。昇格という目標に向け、チーム全体で気を引き締めてやっていきたい」と力を込めた。

 ファイナルステージはほかにルートイン(2位)プレステージ(3位)GSS東京(4位)が出場。4チームが総当たりで戦う。上位2チームは4月9日に始まるチャレンジマッチ(三重県四日市市)に進出し、V1の11位、12位チームと入れ替え戦を行う。