大会に向け、鋭いサーブを磨く高橋

 卓球教室「TIT卓球」(群馬県高崎市)に所属する高橋青葉(11)=高崎岩鼻小5年=が、東アジアホープス(小学6年以下)大会日本代表選手選考会の女子シングルスを全勝で通過し、同大会(北九州市、12月2~4日)に日本代表として出場する。自宅に併設された同教室で腕を磨き、初の大舞台に向けて着々と準備を進める。

 ■フットワーク重点的に鍛錬

 全国から有力選手63人が参加した選考会(東京都、1月28~30日)で1次、2次リーグ計12戦全勝し、代表10枠に入った。

 強みは回転や球速の異なる4種のサーブ。相手の弱点を見極め、巧みに使い分ける。一方で体力不足が課題と捉え、フットワークを重点的に鍛えている。

 本戦は日本、中国、韓国など東アジアの国や地域の代表が団体と個人で実力を争う。高橋は「個人優勝を狙う。団体戦にも出場できたら2冠を達成したい」と意気込む。

 ともに県代表として国体出場経験のある父、真佐人さん(47)と母、明佳音さん(36)の長女として生まれ、2人が経営する教室で物心ついた時からラケットを握っていた。

 小学2年当時の2018年、日本卓球協会の強化選手団「ホープスナショナルチーム」に初めて選ばれた。

 同年の全日本選手権バンビ(小学2年以下)で優勝し、昨秋の全日本カデット13歳以下の部で小学5年生ながら5位に入った。兄の久遠(くおん)さん(13)は強豪校の東京・実践学園中学で1年生ながらメンバー入りし、妹の紅葉さん(8)=高崎岩鼻小2年=も全日本に出場する実力を持つ。

 東アジア大会の前に控える、夏の全日本ホープスで優勝することを当面の目標に据える。昨年は16強だったが「他の(上位)選手と大きな実力差は感じなかった」と振り返る。

 卓球漬けの日々だが、向上心は尽きない。「いつか五輪に出場したい」と、大志を抱く。