直接2階や屋上に避難できるように外付けの避難スロープを設置。低勾配で車いす利用者らも使えるようにした

 群馬県高崎市は7日、新町地域に建設していた新体育館「新町防災アリーナ」の報道機関向け内覧会を開いた。屋上にヘリコプターの緊急発着場を設けるなど防災機能を備えていることが最大の特長。一時避難場所として最大2000人の収容が可能で4月1日にオープンする。

 新町地域は烏川、温井川が流れ、ハザードマップで浸水深が5メートルと想定されているため、5.4メートルの2階フロア高を確保した。

 大規模な水害時を想定し、体育館の外側に避難スロープを設置し、直接2階や屋上に上がれるようにした。車いす利用者や高齢者に配慮し、低勾配にしているという。

 非常用発電機や防災用品を備蓄する倉庫、炊き出しに転用できるかまどベンチ、下水道に直結できる組み立て式マンホールトイレなどを備えている。

 同アリーナは老朽化が進む新町住民体育館の代替として建設を進めていた。メインアリーナはバスケットボールコート2面を取ることが可能。天井高は7.8メートルで国体のバレーボールが開催できる基準をクリアしているという。