意見を出し合って審査する審査員

 小中学生が環境をテーマにプレゼンテーションする「ぐんまエコ宣言!2021」(上毛新聞社主催、エコ計画特別協賛)の最終審査会が9日、前橋市の同社で開かれ、大賞の知事賞に小学生の部で迫田恵大君(高崎豊岡小6年)と森本聡介君(高崎片岡小6年)、中学生の部で能重歩実さん(ぐんま国際アカデミー2年)が選ばれた。

 迫田君と森本君は、地球温暖化防止や環境意識の向上につなげようと、水道水の節水を提案。歯を磨く際にコップを使うよう促すポスターを作製して校内に掲示した取り組みと、掲示効果の検証結果を紹介した。

 能重さんはファストファッションが与える環境負荷を指摘。リサイクルやリユースした衣服が最終的に南米・チリに廃棄されているとし、「便利な生活の裏で起きている問題を知り、行動するべきだ」と訴えた。

 群馬大の教授らが審査員を務め、「効果を確認したところが素晴らしい」「データを示し、説得力があった」などと評価した。

 大会は次世代を担う子どもたちに地球の未来を考えてもらう狙い。本年度は小学生223点、中学生83点の応募があった。書類審査を通過した小学生9組16人と中学生10人が本大会に進んだが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため本大会を中止し、動画審査に切り替えた。知事賞以外の入賞者は次の通り(敬称略、数字は学年)。

 ◇小学生
▽県教育委員会教育長賞 鈴木紅秋(渋川橘4)、鈴木菫(同6)
▽上毛新聞社賞 井村陸人(安中秋間3)、左高怜(同5)、金子亜藍ベネディクト(同)
▽エコ計画賞 伊勢亀琉心、羽野結人、村岡海翔(伊勢崎茂呂6)

◇中学生
▽県教育委員会教育長賞 大泉利仁(中央中等3)
▽上毛新聞社賞 青木優奈(市立太田3)
▽エコ計画賞 根岸実花(中央中等2)