高校生に最先端の生命科学を体験してもらおうと群馬大は12日、前橋女子高生を招いたセミナーを開いた。1、2年の23人は前橋市の昭和地区内にある重粒子線医学研究センターや生体調節研究所を見学し、先進的な研究や治療方法を学んだ。

 重粒子線医学研究センターでは、がん治療として炭素イオンを光の速さの70%程度に加速させる設備を見学。生体調節研究所では、遺伝子操作したマウスの血糖値を測ったり、細胞を特殊な顕微鏡で観察したりした=写真。生徒は「大きい」「すごい」などと驚きの声を上げながら、設備や実験の様子を見ていた。

 新型コロナウイルス対策として参加者を4班に分け、施設見学と教授らによる講演を順番に行った。同校はスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されており、毎年同セミナーに参加している。