富岡市役所

 8人以上の部下にパワーハラスメント(パワハラ)をしたとして、富岡甘楽広域消防本部(伊丹浩消防長)の富岡消防署長が停職1カ月の懲戒処分となったことを受け、群馬県富岡市の榎本義法市長は15日、定例記者会見で「責任を感じている。消防長と共に組織を再生していきたい」と話した。

>>【関連記事】複数の部下にパワハラ 消防署長 停職1カ月 富岡甘楽広域本部

 榎本市長は同本部を管轄する富岡甘楽広域市町村圏振興整備組合の理事長を務めている。昨年11月に立ち上げた検証委員会などを通じて「すべての問題を洗いざらい出せた」との認識を示した。ただ、組織改革については「(任命権者の)消防長にすべて任せている」とし、自身は直接関与していないとした。

 上毛新聞の取材に対し、同本部は停職1カ月の根拠を「地方公務員法に基づき、過去の事例に倣って判断した」と説明した。署長は3月末で定年退職し、退職金も満額受給の見込み。

 同本部はこの日、再発防止に向けた研修会を開き、職員ら約70人が職場での不正やハラスメントの防止について学んだ。16日も他の職員を対象に開く。