奈良屋に新設する「泉游亭 いわかがみ」のリビングのイメージ図

 草津温泉で宿泊施設を展開する奈良屋(群馬県草津町、小林禮子社長)は、旅館「奈良屋」(同所)と草津ナウリゾートホテル(同町)に露天風呂付きの客室を新たに設ける。新型コロナウイルス下で大浴場での密を避け、部屋でゆったりと温泉を楽しみたい人の需要を見込む。

 奈良屋では、メゾネットタイプの客室「泉游亭せんゆうてい いわかがみ」を1室設ける。宿泊料金は1泊1人当たり(2人で利用の場合)8万8千~11万5500円で、最もランクの高い部屋になる。稼働開始は7月ごろを予定。

 広さは90平方メートルで定員4人。壁や仕切りのない開放的な造りで、リビング、ダイニング、寝室、和室がある。屋根付きの半露天風呂から湯畑を眺めることができる。

 ナウリゾートホテルでは、露天風呂付きの客室5室が新たに完成し、今月19日から稼働する。部屋は3タイプ。デラックスツイン(57平方メートル)はホテル内で最も広く、雪のない時季には80平方メートルの専用テラスが使える。平日は1人1泊6万円から。ほかにスーペリアツイン(43平方メートル)、ツイン(37平方メートル)がある。

 奈良屋によると、露天風呂付きの客室は高額ながら稼働率は高いという。担当者は「部屋にこもったまま、特別な時間を過ごしたい人の需要が見込める」としている。

 問い合わせは奈良屋(☎0279-88-2311)、ナウリゾートホテル(☎0279-88-5111)へ。