新型コロナウイルス感染症への対応で群馬県は、コロナ患者の入院を受け入れている約40の医療機関を対象に感染の有無を調べる抗原検査キットの無料配布を始めた。5月末まで行う方針。医療従事者への定期的な検査体制を強化し、院内感染のリスクを低減させる狙いがある。

 県感染症・がん疾病対策課と薬務課によると、対象はコロナの入院患者に対応している医療従事者。抗原検査キットは2月中は全国的に品薄状態だったが、国からの増産要請や海外メーカーからの輸入拡大もあり、3月に入って状況が改善されつつあるという。

県内の新規陽性585人

 新型コロナウイルス感染症で、県と前橋、高崎両市は19日、新たに10歳未満~90歳以上の585人の陽性が判明したと発表した。県内の感染確認は「みなし陽性」を含めて累計6万3503人(うち275人死亡)となった。

 新たなクラスター(感染者集団)として、伊勢崎市内の高齢者施設(利用者と職員計14人)と太田市内の医療機関(患者と職員計12人)がそれぞれ確認された。