企画コーナーを紹介し、来場を呼び掛ける中島さん

 世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の情報発信に取り組む県立世界遺産センター(セカイト、富岡市)は、養蚕教育機関として日本の絹産業の担い手を育てた高山社蚕業学校(藤岡市)を紹介する企画コーナーを2階展示室に設けた。明治から大正にかけて多数の人材を送り出し、県内外の経済発展に貢献した学校について学ぶことができる。5月24日まで。

 現在のJR群馬藤岡駅に近い約3万3000平方メートルの土地に1901年に開校した学校の様子を当時の写真や、地図などを交えたパネルで分かりやすく説明している。試験問題や卒業証書などの実物も飾られ、当時の授業風景を垣間見ることができる。

 同市職員と展示を企画したというセカイトの中島秀規さん(49)は「本県にあった教育機関が、全国の絹産業に影響を与えた歴史を知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

 午前9時~午後5時。観覧無料。毎月最終水曜休館。問い合わせはセカイト(☎0274-67-7821)へ。