表彰された(左から)高木巡査部長、ザーゲ号、中村警部補、ハルダ号

 行方不明者の発見に貢献したとして、県警は鑑識課の高木瞳巡査部長(33)と同課所属の警察犬「ザーゲ号」、同課の中村紀夫警部補(55)と同「ハルダ号」の2組を表彰した。副賞のビーフジャーキーも贈られた。

 高木巡査部長とザーゲ号は2月22日、行方不明になっていた高齢女性を桐生市内の一般住宅の敷地内で発見。女性は意識がなかったが、救急搬送され一命を取り留めた。

 高木巡査部長は、同課に配属されて1年10カ月ほどで、県警では女性初の警察犬係という。「(ザーゲ号は)飽きやすい性格なので楽しい訓練を心掛けている。成果が出て良かった」と笑顔で話した。

 一方、中村警部補は警察犬係10年目のベテラン。ハルダ号とは5年にわたって組み、信頼関係を深めてきた。2月26日夜に通報を受け、前橋市内の自宅付近を捜索したが見つからず「犬の集中力は長く続かない。リセットすることも大事」と判断。いったん休ませた後に範囲を広げて捜索を再開すると、真っ暗な河原を目指してぐんぐん進み、うめき声を上げてうずくまっていた高齢男性を発見した。中村警部補は「地道に訓練を積み、県民の力になりたい」とさらなる活躍を誓った。