小中一貫の義務教育学校「黒保根学園」の開校に伴い統合される桐生黒保根小(林三樹夫校長)の閉校式が24日、同校の体育館で開かれた=写真。児童や教職員、保護者ら約80人が参加、149年にわたる長い歴史に幕を下ろした。

 荒木恵司市長は式辞で「豊かな自然の中で多くの子どもたちが学び、素直さや明るさ、粘り強さなどを身に付けて立派に成長した」と述べた。林校長は「黒保根小は閉校になるが、その伝統は黒保根学園へと引き継がれる」と呼び掛けた。

 児童代表の佐藤煌太君(5年)は学校生活の思い出を振り返り、「新しい学校でも全員が協力して、素晴らしい学校をつくっていきたい」と力強く語った。最後に林校長から小林一弘教育長に校旗が返納された。

 黒保根小は1873(明治6)年、「群馬県管下第17区35学区第2番小学校」と称して近くの常鑑寺に開校。卒業生は本年度の12人を含め計1614人を輩出した。

 4月に開校する義務教育学校は黒保根小の校舎を改修して活用する。