桐生市は25日、市制施行100周年・水道創設90周年の記念事業として山田製作所桐生が岡動物園(斎藤隆浩園長)に導入したレッサーパンダ3匹を初公開した。1953年の開園以来、レッサーパンダの飼育は初めて。 

 一般公開されたのは、雄のライム(7歳)、ともに雌のタオタオ(3歳)とフラン(1歳)。3匹は2月末から今月上旬にかけて同園に搬入され、25日の一般公開に向けて飼育環境に慣れさせていた。 

 家族で来園した伊勢崎市の男性(31)は「よく遊びに来ていただけに、5年前に亡くなったゾウの後は、どんな動物が来るのかずっと気になっていた」と話し、長女(3)は歩き回るレッサーパンダを見て「かわいかった」と声を弾ませた。 

 一般公開に先立ち、1月下旬に完成したレッサーパンダ舎の完成記念式典も行われた。荒木恵司市長らがテープカットし、完成を祝った。 

 同舎は、2017年に死んだゾウの獣舎の跡地を活用。木造2階建てで、1階の床面積は199平方㍍、2階が59平方㍍。屋外展示場は185平方㍍を確保した。総工費は1億7150万円。
斎藤園長は「(新型コロナウイルスの)感染対策を十分にして、ぜひ来園してほしい」と呼び掛けた。 

 問い合わせは同園(☎0277・22・4442)へ。入場は無料。