群馬県渋川市議会は3月定例会最終日の25日、市長の給料を4月から3カ月間、10%減額する条例改正案を反対多数で否決した。

 改正案は、市発注の北橘運動場造成工事を巡って業者が市に損害賠償を求めた民事訴訟の敗訴を受け、高木勉市長が「道義的責任を取る」と提案していた。

 質疑で議員側から「訴訟は議会が議決して同意した。市の対応は適正で、道義的責任を取る理由がない。市長の政治的アピールではないか」との指摘が出た。

 高木市長は「被告の立場として主張が採用されず、道義的責任を感じる」などと訴えたが、理解が広がらなかった。