群生地に現れた子ジカ。アズマイチゲなど地面の植物を食べ、3分後に山頂方面に姿を消した=25日午後5時ごろ

 25日午後4時半ごろ、群馬県みどり市笠懸町阿左美の岩宿遺跡カタクリ群生地に子ジカ1頭が出没したと市に通報があった。1歳前後とみられ、市は同日、「シカ注意」の看板2枚を設置した。防災防犯メールなどでも注意を呼び掛ける。

 市によると、出没したのは史跡岩宿遺跡近くの稲荷山北東斜面。群生地は2.4ヘクタールと関東有数の規模で、市天然記念物に指定されている。26日から開催する「カタクリさくらまつり」への影響はないという。

 近くの男性(42)は「ここで数回、シカを目撃したが、今回のシカは若く、群れから離れてしまったようだ。人を恐れていない」と話していた。