「信頼される営業マンになりたい」と話す梅津さん

 本県を中心にエネルギー関連事業を展開する赤尾商事(高崎市上佐野町)。工場に燃料や潤滑油を供給するほか、家庭にLPガスや電気を販売する。本県と埼玉県の18カ所でガソリンスタンドを運営し、車両の販売や点検整備も手掛けている。

■仕事内容

 太田支店(太田市新田反町町)に勤務する梅津燎さん(27)は、入社6年目。同支店は群馬、埼玉、長野、福島の4県に5カ所ある営業拠点の一つで、東毛地域や埼玉県北部を管轄する。このうち梅津さんは、埼玉県の深谷や熊谷、秩父の各市を担当し、自動車部品関連などの製造業者を多く受け持つ。

 扱う商材はボイラーの燃料や工具と材料の摩擦を軽減する切削油、製品のさびを防ぐ防錆(ぼうせい)油など。遠方の取引先へは車で片道1時間半ほどかかるが、「お客さまとの信頼関係を大切にしたい」と足しげく顧客の元へ通う。

 新規顧客の開拓も重要な仕事だ。高崎市や太田市に貯蔵施設を持つことによる供給の安定性や、清掃や点検といったアフターサービスの充実など自社の強みをPRし、取引先の拡大に取り組んでいる。

■キャリアアップ

 入社後、半年間の研修を経て支店に配属。規模の小さな事業所から徐々に担当を増やしていき、3年目に埼玉県北部エリアを任された。

 仕事で大切にしているのは、(1)取引先の依頼に迅速に行動(2)取引先や上司に対する報告、連絡、相談(3)取引先への定期訪問―の三つ。取引先への訪問は、ファクスで送れる見積書であっても手渡ししたり、詳細な資料や提案書を持参する約束をして次に訪問するきっかけにしたりと工夫している。

 「適切な提案をしてお客さまの困り事を解決できたとき」にやりがいを感じるという。「『梅津さんだから任せるよ』と言ってもらえる営業マンになりたい」と笑顔を見せる。

■就活ポイント

 営業職と接客業を軸に就職活動をした。会社説明会などに参加し、エネルギーの商社として人々の暮らしを支える事業内容とアットホームな雰囲気に引かれて赤尾商事を志望した。

 休日には上司らと登山を楽しむという。「就活では自分のやりたいことを明確にするとともに、会社の雰囲気を見ておくことも大切」とアドバイスする。

うめづ・りょう 伊勢崎市出身。伊勢崎商業高―上武大経営情報学部卒。2016年4月入社

梅津さんの1日

6:30 起床
8:00 出勤、職場を清掃
8:30 朝礼
9:00 見積書や提案書の作成、メール確認
10:00 外回り
12:00 パン店や定食店で昼食
16:00 支店に戻って書類整理、報告書作成
18:00 退勤
19:00 帰宅
23:00 就寝

企業データ

▽設立 1951年
▽従業員数 164人(2021年5月時点)
▽売上高 122億円(21年3月期)
▽新卒採用数 2人(21年4月)
▽初任給
 大卒 18万9000円(21年4月)