「相手の目線で物事を考えることを大切にしたい」と話す本間さん

 「もったいない」をビジネスにする会社として、古着や貴金属のリサイクル、整骨院経営、経営サポートなど幅広い事業を手掛けるプリマベーラ(太田市西本町)。北関東を中心にリサイクルショップ「ドンドンダウンオンウェンズデイ」「利根書店」など約40店を展開する。

■仕事内容

 新卒と中途、パート・アルバイトの採用活動全般に関わる本部採用課長の本間涼介さん(26)。就活はその後の人生を左右するとし、就活生とのミスマッチを生まないために会社の良い面も悪い面もオープンに伝えることを心掛ける。時には自身の給与明細を示しながら説明したり、他社を第1志望にする学生の相談に応じたりすることもあるといい、優しい人柄がにじむ。

 新型コロナウイルスの影響で企業説明会の中止などが相次ぎ、昨年度から中小企業向けにコンサルティングや自社開発の日報システムを提案する経営サポート事業部の仕事も兼任するようになった。

 「接する人が学生でも経営者でも相手に満足してもらえるよう、自分にできることをすることは共通している」と受け止める。

■キャリアアップ

 社内には、何を言っても大丈夫という「心理的安全性」が根付き、新入社員やアルバイトも意見や提案を言いやすい。管理職だけでなく、若手も講師となって社員同士で学び合う勉強会も多く、目標を実現するためのバックアップは惜しまない環境がある。

 地方の企業の採用活動は都市部よりも動きだすのが遅いことから、優秀な人材を逃してしまうことがあると分析。採用と経営サポートの経験を生かして将来は採用コンサルティングを目指す。

■就活ポイント

 学生時代に趣味のバイクを扱うバイトをしたが、人間関係にストレスを感じ、仕事内容より一緒に働く人こそ大切だと気付いた。親しみやすい先輩社員の存在が入社を決めた大きな理由だった。

 自分の目で見て、体験しないと分からないことがたくさんあるとし、「就活サイトの情報だけでなく、従業員と話したり、会社を訪問したりして自分が輝ける企業を見つけてほしい」と応援する。

ほんま・りょうすけ 埼玉県本庄市出身。埼玉深谷一高―大東文化大経営学部卒。2017年入社。リサイクルショップに勤務し、18年に社内最速で店長に昇格。同年8月から採用担当

本間さんの1日

7:30 起床
8:50 出社
9:00 朝礼
9:30 学生や担当している企業への連絡
10:00 就活生向けのオンライン会社説明会
12:00 スタッフとランチ
13:00 中小企業向けのサービス案内チラシの作成
16:00 オンラインで社内会議
18:00 1日の日報を記入し、退勤
20:00 夕食を済ませて自由時間。家族と一緒に動画サイトを見るなどして息抜き
23:30 就寝

企業データ

▽設立年 2000年
▽従業員数 342人(パート、アルバイトを含む)
▽売上高 約40億円(21年6月)
▽新卒採用数 3人(21年卒)
▽初任給
 大卒       20万5000円
 短大・専門学校卒 18万5000円