「非常に働きやすい職場」とアピールする新井さん

 JAグループの一員として、病気やケガ、火災、交通事故などのリスクに備えた保障を提供する全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)群馬。人事総務など担当する管理部や、JAの共済普及を支援する推進企画部、自動車保険の支払いを担う自動車損害調査部など計4部体制で、地域住民に「安心」を届けるための仕事に取り組んでいる。

■仕事内容

 「みんなが業務をする上で、なくてはならない仕事だと感じている」。管理部総務人事グループの新井彩純さん(24)は仕事のやりがいを語る。

 通常は車両約40台の故障対応や点検日程管理などを担当する。新型コロナウイルス対応では、職場のレイアウト変更や分散勤務の環境整備に取り組んだ。災害時に職員に支給する備品の管理や出資先企業の資産状況の確認も行うなど業務は多岐にわたる。

■キャリアアップ

 若手向けの研修は、通常であれば全国本部主催で年2回開かれ、必要な知識や心構えを学ぶ。新井さんも1年目は集合研修で共済の基礎知識などを学んだが、新型コロナの影響で2年目の研修は通信教育に。今年もテレビ会議での受講になる予定だが、「しっかりと学んでいきたい」と前を向く。

 基本は職場内研修(OJT)で、新井さんも出資先企業の貸借対照表の確認方法や、車両管理などは先輩に教わった。

 部署間異動も定期的にある。新井さんも推進企画部などで共済の知識を蓄え、キャリアを重ねたいと希望。「とても働きやすい職場。ずっと勤めていきたい」と話した。

■就活ポイント

 地元での就職を希望し、県内企業の合同企業説明会に参加。自分に合った業種・職種を探った。その中で車社会の群馬を縁の下で支え、地域密着で仕事ができるJA共済に興味を持った。大学の先輩にも話を聞き、第1志望に決めた。

 面接は第一印象が大事だと考え、明るいイメージになるよう心掛け、地元に貢献したいとアピール。新井さんが採用試験を受けた時はウェブテストと2回の面接があったが、今年はグループディスカッションの実施が検討されているという。

あらい あすみ 1996年生まれ。高崎市出身。前橋女子高―高崎経済大経済学部卒。商品のプロモーションなどを学び、2018年4月に配属

新井さんの1日

6:30 起床
8:30 出社。前日の資料の整理
9:00 車のリース料や業務用携帯など経理処理
12:00 昼休み。ビル内の自販機でサンドイッチなどを購入
13:00 全国本部から照会されたリース契約について回答。各JAに送る共済パンフレットの案内文の作成などをこなす
17:00 水曜は「ノー残業デー」のため退勤。業務量に応じて週2回ほど約1時間残業
18:00 退社。新型コロナウイルス下のため外食を控えている
21:00 帰宅。ユーチューブなどを見て過ごす
23:00 就寝

企業データ

▽設立 1953年10月
▽従業員 146人(2021年4月)
▽出資金 7656億円(全国本部)
▽長期共済保有契約高 245兆4075億円(同)
▽新卒採用数 15人(21年4月)
▽初任給
 総合職(四年制大卒) 20万円