高崎市出身の観世流能楽師、下平克宏さんによる「能を学ぶ会」が、高崎佐野中で開かれた=写真。1年生約220人が動きの体験や下平さんの実演を見ながら日本の伝統芸能に親しんだ。

 生徒は下平さんの伸びやかな謡(うたい)に合わせて一緒に声を出し、すり足での前進や太鼓を打つ動きを体験したほか、代表の生徒2人が能装束を身に着けて服の重さや能面からの見え方を味わった。下平さんによる「羽衣」の天女の舞も披露された。

 能装束を身に着けた中野煌介さん(13)と高橋真咲さん(13)は「装束は重く視野も狭い中、前に立って演じるのはすごい」「能に触れたのは初めて。長く続いてきた文化を守りたい」と話した。