昨年の前橋の年平均気温は15.7度で、年間の観測記録が残る1897年以降では2019年と並んで3番目に高かったことが、前橋地方気象台のまとめで明らかになった。県内全13観測地点で平年値(2020年までの30年平均)を上回り、みなかみは平年より1.1度高い11.5度と観測史上最高を記録した。年間を通じ、暖かい空気に覆われやすかったことなどが要因とみられる。

 気象台によると、昨年の前橋の月平均気温は9月以外は全て平年を上回った。特に3月は平年より2.9度高い10.8度と観測史上最高を記録。2月も平年を1.8度上回る歴代3位の暖かさだった。最高気温25度以上の夏日は年間128日に上り、30度以上の真夏日は59日、35度以上の猛暑日は15日あった。

 前橋の年平均気温は2018年の16.1度が観測史上最高で、2番目は2020年の15.8度。

 昨年の前橋、みなかみ以外の年平均気温は、桐生が平年より0.8度高い15.4度、田代(嬬恋村)が0.7度高い8.1度、草津が0.6度高い8.2度などだった。

 気象庁によると、昨年は全国の年平均気温も平年を0.61度上回り、1898年の統計開始以降3番目に高い値となった。世界の年平均気温も平年を0.22度上回り、91年の統計開始以降で6番目に高い値を記録。上位8位までを2014~21年の値が占めた。二酸化炭素など温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化などの影響とみられる。