「県庁前のぐんまちゃんの石像横に俺らの銅像が並ぶくらいの存在になりたい」と語る川島さん

 お笑いコンビ「アンカンミンカン」として舞台でネタを披露するほか、群馬県内の各種イベントで司会を務めたり、ラジオ番組に出演したりと幅広く活躍する。2007年にデビューし、今年で15周年。「群馬県住みます芸人」として群馬県を盛り上げている。

 幼いころからテレビに映る人に憧れていた。アイドルや俳優と並んで輝いて見えたのがお笑い芸人。小学校低学年から友達同士で大喜利やものまね大会などを行うほどお笑いが好きだった。

 「心のどこかで芸人になりたいと思っていたが、親には言い出せなかった」と振り返る。専門学校卒業後の就職先が決まらなかったことで転機が訪れた。「この時しかない」と踏み出し、小学校の同級生で現在の相方である富所哲平さんとお笑いの世界に飛び込んだ。

 2度目の大きな転機は「住みます芸人」としての県内へのUターンだ。4年ほど東京でくすぶっていたタイミングで、思い切って活動のフィールドを変えることを決めた。移住してからは県内各地を巡り、貪欲に仕事を求めていった。「まずは認知してもらうことから始めた。当時の群馬には芸人が身近にいる環境がなかった」

 東京とはまったく異なる舞台に適応するため、イベントでは出番前に会場の雰囲気や反応をあらかじめ確認したり、観客に直接話題を投げかけて巻き込んだりといった工夫を凝らしている。

 新型コロナの影響もあってライブがあまりできていないという。「どんな形になるか分からないが、開催したい。ラジオが好きなので面白い番組も作りたい」と意欲的な姿勢は健在だ。

 かわしま・だいすけ 1983年生まれ。桐生南高―国際医療福祉専門学校卒。NSC東京校12期生。2011年から「群馬県住みます芸人」として活動。みどり市在住。