シルクデスマイルを紹介する菊田社長

 保湿力の高い富岡市産の繭からとった「富岡シルク」を使った洗顔せっけんを開発、販売している。使った人に笑顔になってほしいという願いを込めて「Silk de Smile(シルクデスマイル)」と名付けた。

 コンニャク成分のグルコマンナンや蜂蜜を配合し、滑らかな肌触りとすべすべの洗い上がりが特徴。界面活性剤を極力抑え、肌に優しく仕上げた。菊田隆彦社長(66)は「マスクによる肌荒れ、乾燥肌に悩む人や、子どもも安心して使うことができる」と話す。

 香りは青リンゴ、ミカン、ミント、ココナツ、ラベンダー、ローズの6種類。シルクの配合率によって価格が異なり、1個100グラム、1500円から。

 「富岡シルク」と名乗れるシルク配合率をクリアしているが、宣伝費などを抑えることでシルク洗顔せっけんの中では求めやすい価格帯にした。優れた工業製品を選ぶ昨年度の「グッドデザインぐんま」にも選定された。

 菊田社長は東京都出身。仕事の関係で25年前に本県に移住した。本県の乾燥した気候を踏まえ、県外出身者の視点を生かして、肌に優しい洗顔せっけんの開発にたどり着いた。試作を重ね、2016年に本格的に販売を開始した。

 常設販売店だけでなく、良さを体感してもらいたいと県内外の各地で実演販売も行っている。「群馬のものにこだわった、群馬らしい製品の良さを、より多くの人に知ってもらいたい」と力を込める。

【会社メモ】2015年創業。群馬いろは(高崎市)、上州・村の駅(渋川市)、イオンスタイル高崎、同太田などで販売。実演販売の情報はシルクデスマイルのホームページに掲載。問い合わせは関東工業開発(☎027-289-2259)へ。

 肌に優しいシルクデスマイルシリーズのハンドジェルやハンドソープも開発。上信越道下り横川サービスエリアでは、高崎弁当(高崎市)とコラボしただるまのラベルのせっけんも販売している。