高卒内定率上昇72% 23年ぶりの高水準 群馬労働局
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群馬労働局(半田和彦局長)は31日、来春卒業予定の県内高校生の就職内定率が、9月末時点で前年同期より7・6ポイント上昇して72・8%だったと発表した。1995年3月卒業生以来23年ぶりに70%を超えた。

 求職者数が1・1%減の3229人だったのに対し、求人数は16・7%増と大幅に伸びて7902人だった。求人倍率は2・45倍で、94年3月卒業生以来の高水準となった。

 産業別の求人受理状況では、製造業が3655人で最多。このうち輸送用機械器具が1175人で最も多かった。建設業896人、卸売・小売業882人、医療・福祉818人と続いた。

 人手不足を背景に生徒有利の売り手市場が広がっている。

 前橋工業高は就職希望者143人のうち9割超の135人が第1志望の企業から内定を得た。未内定者2人を残す現在も引き合いがあり、合計求人数はもうすぐ2千人に達するという。進路指導の担当教諭は「『超』が付くほどの売り手市場。バブル期当時も進路指導を担当していたが、その時の勢いを上回っている」と驚く。

 第1志望の県内製造業から内定を得た機械科3年の鏑木瑛弘さんは「やりたい仕事ができそうな企業の求人が多く、就職先を自由に選べるような感じだった」と振り返った。

 高崎商業高でも就職希望者数に対し10倍近い求人数が集まった。担当教諭は「今まで大卒採用しか実施してこなかった県内企業が求人を出しており、チャンスが確実に広がった」と話した。

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