内々定の学生 確保奔走 就活 面接解禁
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 経団連主導の就職活動日程ルールによる面接解禁を受け、県内企業が今週から学生の採用活動を本格化させている。人手不足を背景に企業の採用が早期化し、すでに内々定を得た学生が半数とみられる県内大学もある。納得するまで面接に挑戦する学生も多く、企業側は内々定を出した学生の確保に奔走する。
 経団連の就活日程は3月1日に会社説明会、6月1日に面接など選考活動、10月1日に内定をそれぞれ解禁する。経団連主導は今年が最終年。
 ルールにのっとった群馬銀行(前橋市)は1日に面接を開始。3日もリクルートスーツを着た大学生が面接会場を訪れた。同行担当者は「柔軟な発想を持ち、挑戦心が旺盛で創造力のある人を採りたい」と語る。
 サンデンホールディングス(伊勢崎市)は1、2の両日、埼玉県本庄市の研修施設と東京本社(千代田区)の2拠点で全応募者を対象に1次面接した。東和銀行(前橋市)や、本県に国内唯一の製造拠点を置くSUBARU(スバル、東京都)も1日に始めた。ミツバ(桐生市)は4日に面接を始める。
 一方、面接解禁日が形骸化しているとの指摘も。今年は特に売り手市場と10連休の影響を受け、採用活動が早期化。高崎経済大キャリア支援チームの担当者は「約5割の学生は内々定を得ている」と推測する。
 前橋市の企業で3日に面接を受けた高崎市出身の女子大学生(22)は自身を含めて、既に内々定を得ている学生が多いとし、「志望する業界や企業に受かるまで続ける」と意気込む。
 面接解禁によって、内々定を得た学生が他社の面接を受ける可能性も高まった。3月から面接しているベイシア(前橋市)は「内々定者にベイシアを選んでもらうため、各部署の先輩と会える機会を設けるなど会社の魅力を伝えていく」としている。

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