シェアキッチンの飲食店 最大15店で「高崎横丁」 起業、独立へ経費を削減 来年2月
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アスラボが手掛ける徳島県内の施設「阿波横丁」

 複数の飲食店が調理場を共有して運営する施設が2020年2月、高崎市鞘町に開設される。各出店者が決められた時間だけ調理場を使用する「シェアリングキッチン制」を採用。設備投資に多額の経費をかけずに出店できるため、将来的な起業、独立につなげてもらう。
 施設は、飲食店の創業や経営を支援するアスラボ(東京都、片岡義隆社長)と、不動産開発のイントランス(同、浜谷雄二社長)が整備、提供する。名称は「高崎横丁」を予定している。
 2階建ての施設を新築し、1階に三つ、2階に二つのキッチンを備える。各キッチンに冷蔵庫やこんろを設置する。
 出店者は朝(午前7~11時)、昼(午前11時~午後4時)、夜(午後4時~翌午前0時)から時間帯を選んでキッチンを使用する。最大で15事業者が出店できる。
 飲食できる110席や接客スタッフは各店共通。出店者が組合を組織し、共有部分の運営やルール作りを行う。  出店時に権利金の20万円を支払い、施設利用料として月額で売り上げの15%を納める形を検討している。
 アスラボは徳島、大分、宮崎、鹿児島の4県で複数の飲食店を集めた施設を展開している。シェアリングキッチン制は8月に開業予定の旭川横丁(北海道)で初めて導入する。
 20年末までに100施設の開業を目指しており、「高崎での運営状況なども見て、制度の採用施設を増やしていきたい」と説明している。
 高崎に進出する理由として首都圏からの近さを挙げ、「訪日外国人客(インバウンド)の取り込みも期待できる」としている。
 7月下旬から8月上旬に出店希望者を対象とした説明会を高崎市内で開く。

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