シリコンバレーの指導役 起業家精神を熱く 高崎でセミナー 海外展開後押し
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講演後の交流会で意見交換する参加者
自信を持つことの重要性を強調するギャノンさん
「失敗からの学びを大切にすべきだ」と話すバリーさん

 本県を世界市場を目指す起業の先進地にしようと、海外展開を支援するセミナー「群馬から世界へ」が12日、高崎市のヤマダ電機LABI1ライフセレクト高崎で開かれた。起業が盛んな米国・シリコンバレーで創業間もない「スタートアップ企業」の成長を専門的に支援する「アクセラレーター」に所属する指導役のメンター2人が、起業家精神を熱く語った。
 自身も起業家のクリス・バリーさんとゲイル・ギャノンさんが登壇。バリーさんはシリコンバレーの風土を、失敗を許し、失敗からの学びを重視すると説明。「アイデアは持っているだけでは価値を持たない。メンターや投資家など自分の外へ助けを求めることで価値を持ち始める」とした。
 ギャノンさんは「自信を持つことが重要」と強調。「新しいことを始めているのだから、完璧はあり得ない。挑戦から学べばいい」と背中を押した。
 先進事例発表で、簡易型顕微鏡で海外展開するアクアシステム(前橋市)の狩野清史社長が取り組みを紹介。交流会も開かれ、参加者が情報交換した。
 セミナーは、日本貿易振興機構(ジェトロ)群馬貿易情報センターと上毛新聞社が主催。同センターの柴原友範所長は起業家支援プロジェクト、群馬イノベーションアワード(GIA)に触れ「(本県は)土壌がつくられている」と強調し、「企業の海外展開は地域活性化のキラーコンテンツ」と述べた。
 GIAを共催する田中仁財団代表理事でジンズホールディングスの田中仁CEOは「世界に通用するアイデア、行動力で成長してほしい」とあいさつした。

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