《ぐんま愛 ここに生きる》四季元気あったか榛東 子どもに夢を みんなに福祉と安心を
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 榛名山東麓の豊かな自然を保ちつつ、隣接する前橋市や高崎市、渋川市のベッドタウンとして発展してきた榛東村。2018年春には県道高崎渋川線バイパスが開通するなど道路網の整備が進み、暮らしやすさは日々向上している。「子どもに夢を みんなに福祉と安心を」を掲げ、子育て支援に力を注ぐ榛東。“住みたい村、住み続けたい村”との評価がますます高まりそうだ。 ◎暮らしやすさを実感  根岸勇太さん・礼子さん  「独身のころから村内の野球大会に出ており、なじみがあった」「自然の中でのびのび子育てをしたかった」。ともに渋川市出身で会社員の根岸勇太さん(37)、パートの礼子さん(37)夫妻=新井=は7年前、マイホームを建てた。  夫妻が定住の地に選んだのは、川遊びや虫捕りができる自然が残る新井地区の新興住宅街。子育て世代が多く、千夏さん(9)、拓己ちゃん(5)、音羽ちゃん(2)の3人の子どもにも近所に友達がたくさんいる。  野球チームに入って大会に出たり、保育園の保護者会長を務めた勇太さんは「自然に野球仲間やパパ友ができた」という。礼子さんは「買い物には便利だし、村の制度で3人目の子どもの保育料無料はありがたい」と感謝する。  渋川、前橋、高崎に近く交通や暮らしの利便性が高い上、子どもが安全に外遊びできる。勇太さんは「家族みんながこの環境を気に入っている。近所の人たちと仲良くしながら、楽しく暮らしていきたい」と願っている。 ◎体にいい卵、鶏肉を  阿久沢知樹さん  5年前、祖父の代から続く養鶏業を継いだ。車関係の仕事をしていた阿久沢知樹さん(33)=新井=は「自分がやらなければ、家業が絶えてしまうという思いだった」と決断を振り返る。  両親の倉一さん(68)、美枝子さん(63)、妻の美穂さん(29)と運営するアクザワファームは、卵用の品種である「岡崎おうはん」と食肉用の上州地鶏を飼育。村の産業祭で卵を使ってもらっており、養鶏に限らず地元の農家たちと横の連携も広がった。  知樹さんが取り入れた上州地鶏は、県が開発した品種。健康に育てるため桑や梅酢パウダーを飼料に配合し、ブロイラーの2倍の日数をかけて出荷する。程よい弾力とうま味が特長だ。「頑張った分だけ、成果として現れる」のが養鶏の魅力だという。仕事に打ち込みながら美羽さん(7)、結菜ちゃん(3)の2人の娘を育てる。  「鶏卵を増産しつつ、よりおいしくて体にいい鶏肉に改良していきたい」と、食を通して村に社会貢献していくつもりだ。 ◎子育て支援で恩返し  星野幸枝さん  主に子どもと保護者を対象として、ピアノを取り入れた読み聞かせや歌、紙芝居などを続けるボランティアグループ「おはなしアイアイ」の代表を務める。  読み聞かせをしていた星野幸枝さん(66)=長岡=が、ピアノ奏者の石和佳子さん(59)=山子田=とアイアイを設立したのは2004年。「3人の子どもとよく公民館を利用した。子育てが終わり、地域に恩返ししようと思った」  月1回の子育てサロンのほか年1回、クリスマス会や地元の音楽グループとともにコンサートを企画。幼稚園や小学校に出向いて読み聞かせなども行っている。 「子育てサロンに来ていた子どもが、もう大学生になっている。そんなふうに子どもの成長を見届けられるのが喜び」と語る。  人と人の結びつきに支えられ、活動を広げることができたという。「まず自分たちが楽しみながらやっている。子どもや親たちのためにも長く続けたい」と2人は口をそろえる。 ◎暮らしやすさ向上を  榛東村長 真塩卓  榛東村は、榛名山の東麓に広がり、東に関東平野を望み、西に榛名・伊香保の観光地を擁する自然豊かな都市近郊農村地帯です。  中核市である前橋・高崎のベッドタウンとして発展し、約27平方キロメートルの村に、約1万5千の村民が生活しています。近年は、子育て世代が増え、児童数が微増の傾向にある活気あふれる村です。  現在、県道高崎渋川線バイパス開通や、関越道・駒寄インターチェンジから役場までの上毛大橋延伸道路の整備により、人やモノの流れが大きく変化し、路線周辺地域の発展や活性化が期待されています。  また、子どもの医療費無償化を高校生まで拡充することや、中央コミセンと学校給食センターの複合防災拠点施設整備など、安全で安心して暮らせるよう住民福祉の増進・暮らしやすさの向上を図ってまいります。 【子育てするなら榛東村】 ■子どもの福祉医療(無償化)を高校生相当まで拡充 ■園児から中学生までを対象に第3子以降の保育料と給食費を無料化(制度の適用には条件あり) ■子育て支援センター事業、一時預かり・延長保育・病後児保育の実施 ■育児相談・育児教室を実施(すくすく教室など) ■任意予防接種費や不妊・不育症治療費を助成 ■「予防接種ナビ」で事前に接種スケジュールを通知 ■妊産婦歯科健康診査の実施 ■子育て世代包括支援センターを設置 ■サポートの必要なお母さんを対象に産後ケア事業を実施 ■産前・産後サポート事業の実施 ■ファミリーサポートセンター事業の実施 ■全ての子どもの給食費10%カット ■「ぐんぐん土曜塾」と「放課後わくわく教室」の実施 ■子育て応援イベント「しんとうママフェス」の実施 ■オンライン英会話授業の実施 ■タブレット端末の導入によるICT教育の充実 ■通学路見守り・防犯カメラ設置事業 ■子育てサロン おはなしアイアイ ■読み聞かせの会「くれよんぽけっと」による絵本の読み聞かせ

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