「氷河期」県が採用枠 来年4月 3人程度 前橋など5市村も
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 バブル崩壊の影響で雇用環境が厳しい時期に就職活動をした「就職氷河期世代」を支援するため、県は3日、本年度の正規職員採用試験に同世代を対象とする募集枠を新設したと発表した。採用予定は3人程度。来年4月に採用する。

 県人事委員会事務局によると、受験資格は1970年4月2日から1986年4月1日までに生まれ、会社員や団体職員、自営業者などとしての通算職務経験が5年未満の人。詳細は県ホームページなどに掲載している。

 30代半ばから40代半ばを中心とする同世代は就職難を背景に、安定した職業に就けていない人や自信を失って引きこもりになった人も多く、政府が集中的な支援を表明。今後3年間で同世代の正規雇用を30万人増やす計画を掲げ、地方自治体にも積極的な採用や就職支援を呼び掛けている。

 総務省によると、6月15日現在で前橋、高崎、渋川、安中、嬬恋の5市村が同世代の募集を実施(受付期間終了を含む)または予定しており、本県でも採用の動きが広がっている。

 県はこのほか民間企業などで通算5年以上の職務経験がある30歳以上(来年4月1日時点)が対象の社会人経験者枠について、受験資格の年齢上限を38歳から45歳に引き上げた。氷河期を含めて新規採用を抑制した時期の影響で30~40代の職員数がほかの世代より少なくなっており、即戦力の獲得につなげる。

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