《高3の意識から探る あしたの群馬 上毛新聞社・群馬大社会情報学部(5)》SNSリスク 「トラブルに直面」13%
 相手との関係がぎくしゃくした」「うその情報を信じてしまった」などのトラブ...
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《高3の意識から探る あしたの群馬 上毛新聞社・群馬大社会情報学部(5)》SNSリスク 「トラブルに直面」13%
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 相手との関係がぎくしゃくした」「うその情報を信じてしまった」などのトラブルに直面していることが明らかになった。SNSの利用は情報の入手や発信などの面で利点がある一方、人間関係や個人情報に関するリスクと背中合わせにあると言えそうだ。

 無料通信アプリLINE(ライン)や短文投稿サイト「ツイッター」といったSNS利用の利点について尋ねた設問(二つまで選択可)では、「情報をいち早く知ることができる」が69・2%で最多。以下、「同じ趣味や考えの人とつながることができる」58・5%、「疎遠な人の状況も知ることができる」27・4%、「自分の考えを多数の人に伝えられる」13・3%と続いた。

 一方、SNSを利用していて困ったことがあったかを聞いたところ、13・6%が「あった」と回答。困った理由(複数回答可)については、「伝えたい情報をうまく伝えられず、相手との関係がぎくしゃくした」が40・7%、「うその情報を信じてしまった」が30・8%と目立った。このほか「不正請求の被害にあった」が13・3%、「不用意な発言で非難を受けたり、炎上した」が11・0%だった。

 困った理由の「その他」は25・6%で、具体的には「悪口を書かれた」「家族関係が悪くなった」「変な人に絡まれた」といった対人関係のトラブルのほか、「個人的な情報を載せられた」「アカウントを乗っ取られた」と個人情報の悪用に関するものが目立った。「時間を浪費した」「勉強時間が減った」など生活面でのマイナス要素を指摘する記述もあった。 (18面に高校生の声)

◎現実に原因多く
 群馬大の平田知久講師(比較社会学)の話 高校生が困っていることは、SNSと地続きになっている「現実」に原因があるものが多く含まれていることが分かる。SNSの悪い点を抑制すれば、同時に良い点の抑制にもつながるため、どの利点をどのように抑制するのかを今後、世代を超えて考える必要がある。

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