11月県内 求人1.14倍 3カ月ぶり減
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 群馬労働局は25日、11月の労働市場速報を発表した。県内の求職者1人に対する求人数を示す有効求人倍率(季節調整値)は前月比0・01ポイント減の1・14倍で、3カ月ぶりに減少した。有効求人数(原数値)は前年同月比で14カ月連続で減少。前月比では5カ月連続で増加して持ち直しの動きがみられるものの、新型コロナウイルスの影響による求人の出し控え傾向は続いている。
 有効求人数(同)は前年同月比15・8%減で3万2119人だった。新規求人数(同)は17・0%減の1万963人で8カ月連続で落ち込んだ。
 産業別新規求人数は、情報通信業が41・7%減で88人、宿泊業・飲食サービス業が38・4%減で464人、運輸業・郵便業が33・0%減の550人などで、主な産業として公表されている全8産業で前年同月を下回った。
 新規求職者数(同)は、2・3%増の5225人で3カ月連続で増加。ミツバグループ(桐生市)が募った希望退職者で、求職を出した人が数百人含まれるとみられる。11月より前から求職している人を含めた有効求職者数(同)は、17・9%増の2万7239人で6カ月連続で増加した。
 同局によると、例年11月は求職者数が減る傾向にある。今年は在職中だったり、自己都合で離職したりした人の求職数が少ないといい、「景気悪化で転職に踏み切れない人や、外出自粛で求職活動ができない人がいるかもしれない。新型コロナの感染再拡大で、今後さらに雇用景気が悪化する恐れもある」と危惧している。

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