県内8月求人1.07倍 7年ぶり低水準 4カ月連続で悪化
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 群馬労働局(丸山陽一局長)は2日、8月の労働市場速報を発表した。県内の求職者1人に対する求人数を示す有効求人倍率(季節調整値)は1・07倍で、前月より0・03ポイント落ち込み、4カ月連続の悪化。2013年11月以来の低水準となった。先行きの不透明感から求人の出し控えがみられるものの、求職者数は高水準で推移していて、厳しい雇用情勢が続く。
 新規求人数(原数値)は前年同月比35・3%減の9601人で、5カ月連続で前年同月を下回った。産業別では卸売・小売業が71・9%減、情報通信業が50・7%減、宿泊業・飲食サービス業が42・4%減など、建設業以外の産業で前年同月より落ち込んだ。新型コロナウイルスの影響に加え、前年にあった大手家電量販店や小売店からの千人単位での大型求人がなくなったことによる反動減も一因とみられる。
 新規求職者数(同)は1・9%減の5375人で3カ月ぶりに減少した。ただ、8月より前から求職をしている人を含めた有効求職者数(同)は16・1%増の2万7537人と3カ月連続で増加。同局は「早期退職者を募っている企業もあり、今後も求職者が増えると予想される」とした。

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