ネツゲンピッチ初開催 4社が事業アピール 県、企業の成長を支援
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 本県経済の活性化を目指して県は26日、県庁32階の官民共創スペース「ネツゲン」で、創業間もない企業と金融機関や投資家、協業企業の出会いの場となる事業説明会「ネツゲンピッチ」を初めて開いた。県内外4社が事業概要をオンラインで説明し、支援や連携を求めた。今後、毎月開催してスタートアップ企業の成長を後押しする。  家畜のふん尿や食物残さからガスを作るプラントを手掛けるエネコ(高崎市)の石井洋志社長が事業を紹介。石井社長は「マイナスの価値を、ガスというプラスに転換できる」と訴え、「興味のある人は連絡をください」と協業を呼び掛けた。  植物の状態を観測する機器の開発に取り組む桐生電子開発(桐生市)の木暮一也代表、木くずから燃料を作るエムラボ(上野村)の三枝孝裕社長が登場。イーエムアイ・ラボ(長野市)の荒井克人さんは、中山間地で使えるロボットを開発するといった事業を説明した。  冒頭、石油元売り大手ENEOSホールディングス(東京)の未来事業推進部、野田晴彦さんがベンチャー企業などとの取り組みを紹介した。二酸化炭素(CO2)を吸収する森林の価値を分かりやすく見えるようにし、林業経営を支援する事業などを報告した。  ネットで視聴したのは金融機関の関係者ら約70人。事業に関心を持った参加者は、事務局を通じて個別に接触した。  企業の成長を後押ししようと、県は本年度、「スタートアップ推進室」を設置。ピッチのほか、事業内容の磨き上げなど有望な企業を短期集中で支援する「アクセラレータープログラム」を実施する。創業の機運を醸成するためのセミナーを開くなど起業家が生まれ、成長できる環境づくりを目指す。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
関連記事