レトロ商店 テレワーク拠点 オフィス機材、飲食・販売の場も 築100年の建物を起業支援で改装 下仁田町
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下仁田町に整備された「起業支援テレワークオフィス」

地方での起業や就労を後押しするため、下仁田町は本年度、情報通信技術(ICT)を使って通常のオフィス以外の場所で働く「テレワーク」の拠点を新設する。町中心部にある築約100年の使われなくなった建物周辺を刷新。飲食や販売に関心がある人らも呼び込み、町の活性化につなげたい考えだ。

 同町下仁田の「旧黒沢商店」を改装、さらに隣接地に新たな施設を設け、「起業支援テレワークオフィス」として整備した。7月の利用開始を目指す。

 「テレワークオフィス」と名付けた新施設は昔の蔵のような外観で、延べ床面積は130平方メートル。二つの個室と四つのブース、フリースペースがあり、事務机をはじめとしたオフィス機材も備えている。改装した旧黒沢商店の部分は土間や厨房(ちゅうぼう)などを完備。「チャレンジショップ」として位置付け、飲食や販売の店を営みたい人に貸し出す。

 利用料は、いずれのスペースも1日5千円以下などを想定している。

 町はネギやこんにゃくが特産品として有名だが、近年は他の中山間地にある自治体と同様に人口が減っており、新たな働き場や魅力をつくり、人を呼び込むことが課題となっている。町の担当者は「新施設を起業の腕試しに使ってほしい。移住、定住にもつながるといい」と期待を込める。

 チャレンジショップは5月18日まで利用者を募っている。問い合わせは町商工観光課(☎0274・64・8805)へ。

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