《三山春秋》

女性の社会進出が叫ばれて久しい。男性は外で働き、女性は子どもを産み育て家庭を守るといった価値観を、若い世代はほとんど持ち合わせていないのではないか▼一昔前まではフルタイム勤務が当たり前だった。近年は働き方が多様化し、フリーランスや在宅ワークなど自宅や近くのシェアオフィスで働くスタイルが増えた。女性の活躍を支える一つの要素になっている▼新しく事業を始めようという女性も出てきているが、何から手を付けていいか分からないケースは多いかもしれない。太田市を拠点とする「フリーランス女子会」(川島摩那美代表)は、そうした女性起業家を支援している▼先月で活動5周年を迎えた。同じ悩みを持つ女性同士が情報交換を兼ねて相談し合うランチ交流会や勉強会を開催。たった1人から始まったメンバーは今や240人を数える▼市と共催で10、11日に開くイベント「グランツ・ガーデン」は節目の10回目。女性起業家が個々の事業内容を披露し合うほか、無料起業相談や講演会もあり、メニューは盛りだくさんだ▼「多くの人と交流する機会を持つことが、さらなるステップにつながる」と川島さん。行動に移さなければ、何事も始まらない。自由の利く働き方に興味があるならば、こうしたイベントに参加して、自身の可能性を広げてみるのもいい。   2018・6・7

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