交流、学びの場創出 中心街にシェアオフィス 前橋の4団体
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 共愛学園前橋国際大など前橋市内の4団体が、前橋中心市街地でシェアオフィスのスペースを設けた複合施設「comm(コム)」を8月上旬にも開業することが3日、分かった。空きビルを改装し、企業や個人事業主を誘致するほか、同大学生が授業を受けたり、地域住民らが交流したりする場を設ける。「まちづくり」をキーワードにさまざまな出会いを生む拠点にしたい考えだ。

 同大とともに施設を整備、運営するのは、電気設備工事業のソウワ・ディライト(小屋原町)と田中仁財団(川原町)、前橋まちなかエージェンシー(本町)。楽器店やマッサージ店がかつて入居していた、前橋中央通り商店街にある地上4階、地下1階のビルを改装する。

 2階の約130平方メートルのスペースにデスクを置き、シェアオフィスに衣替えする。県内企業の地域貢献部門や広報部門などの移管や、中心街でのビジネスを希望する個人事業主の入居を想定。月額使用料を1万~5万円に設定し、20件程度の契約を見込んでいる。

 3階は授業フロアとし、同大がまちづくりを学ぶ授業やゼミなどの会場にするほか、起業家の輩出や県内企業の事業革新を後押しする「群馬イノベーションスクール」(同財団主宰)の教室としても利用する。

 地下1階は多目的スペースで、ダンスやヨガなどの教室を誘致し、地域住民や愛好家が交流する場にする。各フロアの利用者が集まるイベントを定期的に開き、出会いを創出することも検討している。

 関係者は、コムに足を運び利用者らと交流する学生が、まちづくりを担う存在になることを期待。前橋まちなかエージェンシーの橋本薫代表理事は「地域貢献を掲げる企業と若者は、まちづくりというキーワードで親和性は高い。双方を強固につなぐ場所にしたい」と話している。

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