「働くとは」 進路考える 県聾学校で就活講話

 県立聾学校(萩原泰広校長)の生徒に働く意義について理解を深めてもらおうと、就職に関する講話が29日、前橋市の同校で開かれた。就職を考えている生徒やその保護者らを前に、ハローワーク前橋の根岸誠所長が職業の選び方などを説明した。

 根岸所長が「社長になったら、どんな人を採用したいか」と問い掛けると、生徒たちは「やる気のある人」「メンタルが強い」などと回答。根岸所長は「就職する際は、自分自身が“採用したい人”になることが大切」と助言した。

 高水準が続く県内の有効求人倍率や、正社員と非正規労働者との違いについても解説した。

 生徒からは、採用面接の際にうまく話せるのか不安があるといった相談や質問もあった。根岸所長は「落ち着いて話せば大丈夫。不安だったら筆談を使うなど、思いを伝える努力をしよう」と呼び掛けた。

 講話は、行政の福祉担当者や支援団体らが参加した地域総合支援ネットワーク相談会の就職分科会で実施した。生徒らは卒業後の進路別に分かれて話を聞いた。

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