新戦力にエール 学生「地元貢献を」 県内企業が内定式
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内定通知書を受ける内定者=群馬銀行

 2019年春入社予定の大学生らに対する企業の採用内定が1日、正式に解禁された。例年、主要企業が内定式を開くが、今年は台風24号の影響で日程変更や中止を決める企業が続出した。本県関係企業も内定式を開き、学生らは期待と緊張が入り交じった面持ちで臨み、社会人生活に向けて気持ちを新たにした。

 群馬銀行(前橋市)の内定式には159人が出席した。斎藤一雄頭取は式辞で「共感し合える同期の絆は大切。当行は顧客との信頼の上に成り立っており、自己研さんを積み、入行後は思う存分に能力を発揮してほしい」と述べた。

 内定者を代表し、総合職の明治大4年、相原一就さん(21)とエリア総合職の横浜国立大4年、秋山紗佑里さん(21)が内定通知書を受け取った。相原さんは「地元に貢献したいと思い、群馬銀行を志望した。残り半年で学生気分を切り替えたい」と話した。

 77人に内定を出した太陽誘電(東京都)は、生産拠点のある高崎市で内定式を開いた。三宿俊雄上席執行役員は入社後のキャリアや教育を説明し、「一緒に乗り越える仲間をつくり、自己実現を通じて豊かな人生を送ってほしい」と呼び掛けた。

 沢藤電機(太田市)は同社で内定式を開き、久野陽二取締役執行役員が「早く会社の戦力になり、会社を担う人材になってくれると期待している」と述べた。

 ベイシア(前橋市)の内定式には56人が出席。内定者を代表し、東京農業大4年の浅井洸也さん(22)と共愛学園前橋国際大4年の朝倉優さん(22)に内定証書が手渡された。橋本浩英社長は流通業の現状や展望を語り「『For the Customers』の下で取り組みの主役になってほしい」と激励した。

 リクルートキャリア(東京都)の調査によると9月1日時点の大学生の内定率は企業の積極的な姿勢を反映し、現行日程になって最も高い91・6%。人手不足を背景に「売り手市場」が続く。来春に本格化する20年入社の採用戦線も激しそうだ。

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