2019/01/04【三山春秋】早期退職した友人が起業…
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 ▼早期退職した友人が起業した。対話を通じて相手の目標達成を支援する「コーチング」やそのスキルの伝達が新たな仕事。セミナー・研修会の講師、一対一の対話、動画配信、メールマガジン発行、電子書籍出版と奮闘している

 ▼友人の肩書の一つに民間団体が認定する「スポーツコミュニケーションアドバイザー&コーチ」の資格がある。スポーツ選手の成長を促し、能力を最大限発揮してもらう会話術を指導者らに伝える

 ▼優れた選手は目標達成へ自ら考え、判断し、決断し、行動する。そうした選手に育つには言葉や文章力、質問する力を養い、やりたいことを自ら導き出させる問い掛けが重要だという。「答えの幅が無限に広がる質問が効果的。考えたプロセスを説明させ、受け取る度量も必要」と説く

 ▼体操指導者の相原豊さんも本紙「視点」(昨年10月5日付)で〈大事なことは実施者であり選手がどうなりたいか?をバックアップすること〉〈答えを言いすぎてはいけないし、選択させなければなりません〉と書いている

 ▼昨年はアメフットの悪質タックル問題など各競技で指導者の資質が厳しく問われた。県内の運動部でも暴言や体罰が相次いだ。コーチングが欠けていたのだろう

 ▼スポーツに限らず、職場や日常生活で適切な対話ができているか。仕事始めのきょう、改めて考えたい。

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