2019/01/10【三山春秋】〈笑って 泣いていたって何になる…
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 ▼〈笑って 泣いていたって何になるのさ〉。米国を代表する歌手、ナット・キング・コールの名曲「スマイル」の一節である。前向きになりたいときに聴きたくなる

 ▼もともとは英国の喜劇王、チャプリンが作曲し映画「モダン・タイムス」で使用されたもので、後に歌詞が付けられた。多くのミュージシャンが歌い継ぎ、演奏する美しく切ない曲だ

 ▼没後10年となる米スーパースター、マイケル・ジャクソンもこの曲を愛し、カバーした。2人の歌声は全く異なるが、ともに優しく説得力があり、歌詞が胸に響く

 ▼この歌を聴くとタレントの明石家さんまさんにまつわる話が思い浮かぶ。10代だった娘のIMALUさんが泣きながら電話で悩み相談をしてきた。さんまさんは爆笑し「何で泣いてんねん。笑え、笑え」と言ったという。「笑う門には福来る」を地でいくアドバイスで彼らしい

 ▼沼田市の新市役所が入る複合施設「テラス沼田」が5月に開所する。市街地活性化で最大の課題だった大型商業施設の再生問題は、新たな展開を迎える。新元号のスタートと重なったことは後押しになるだろう

 ▼とはいえ、にぎわいを取り戻すには市民が自ら行動することが大切だ。まずは負のイメージになっていた施設を中心に笑顔の輪を広げたい。〈笑って きっとあしたは君のために太陽が輝くよ〉

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