2019/03/09【三山春秋】現代社会にはびこるストレス。…
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 ▼現代社会にはびこるストレス。誰でも大なり小なり抱えているとされる。なくすことができないのがストレスならば、どのようにうまく付き合うかをテーマにしたセミナーが先日、桐生市内で開かれた

 ▼講師を務めたのは、群馬産業保健総合支援センターのメンタルヘルス対策・両立支援促進員、早川洋子さん。予防法を含めて、事例を紹介しながらアドバイスし、75人の受講生が真剣な表情で耳を傾けた

 ▼「対人関係」「多忙」「昇進」「過労」「睡眠不足」…。挙げられた要因はさまざまで、身近に存在していることにハッとさせられた。体調やその時に置かれた状況により、ストレスに陥るという

 ▼発せられるサインも見逃してはならない。頭痛や胃腸など体に異変が出るのか、「イライラ」といった精神面や行動面に現れるのか、人によって違うらしい。いずれにしてもあらゆる疾患につながる恐れがある

 ▼厚生労働省の「患者調査」によると、2017年は419万人超が精神疾患で治療を受けた。08年から約100万人増えた。職場でメンタルヘルス対策を行う意義が理解できる

 ▼早川さんは「困った」「助けがほしい」と言える職場環境を訴えた。同市内の繊維業者に勤める男性は「参考になった。あとは実践できるか」と語った。風通しのよい職場をどうつくるか、課題は軽くない。

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